【レポート】白井 ゆみ枝 上田全天氣候展 関連企画 「みんなで描こう」
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みんなで描こう ―サントミューゼの森にいらっしゃい―
2017年2月26日(日)、上田全天氣候展にあわせて、白井ゆみ枝さんを講師に、ワークショップを行いました。
サントミューゼ上田市立美術館を森と見立てて、そこに住む生き物などを想像して描きます。
小学校1年生から大人まで17名の皆さんが参加しました。
白井さんから、「どこまでも自由に空想して楽しく絵を描きましょう」とお話があり、参加者自己紹介のあと、白井さんの案内で「上田全天氣候展」を見学するため展示室へ向かいます。
会場入口の窓から遠くに見える烏帽子岳の前には、本原小学校3年生の児童と白井さんが一緒につくったとんびが気持ちよさそうに空を飛んでいます。
展示室では、白井さんが生まれ育った上田の気候や風土から着想を得て制作したという作品を鑑賞。
テント型の作品《SKY ENA HOUSE》は、靴を脱いで中に入ることができます。
ここは白井さんの空想の森のような場所。白井さんは、目の前の風景から、イメージを膨らませて、作品を描くことが多いそう。
みんなも、森にはどんな生き物がいるかお話しながら、想像を膨らませていきます。
子どもアトリエに戻り、色の作り方や筆の扱い方を白井さんに教わってから、頭に浮かんだ森の生き物や動物、植物など、まずは思い思いに紙に描いてみました。
虫がでてきたり、妖精が住んでいたり・・・
滝があったり、お花が咲いていたり・・・
不思議な森のイメージが、アトリエいっぱいに広がってきました。
それから今度はみんなで一緒に、美術館のガラスいっぱい「サントミューゼの森」を描きます。
ガラスに描くなんて、最初はちょっと、ドキドキ、ワクワク。
森が広がってくるにつれて、みんなの手もどんどん進みます。
反対側からも見てみよう。
サントミューゼの森ができあがりました。
参加した皆さんからは、「大きな作品をみんなでつくれてよかった」「ガラスはつるつるしていて最初は描きづらかったけど、楽しかった」といった感想が寄せられました。
こちらの作品は、サントミューゼ1階の上田市立美術館ミュージアムショップの横にあります。
上田全天氣候展の会期中、4月16日(日)まで公開の予定です。(作品の状態により変更になる場合があります)