サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター・上田市立美術館) おかげさまでサントミューゼは10周年

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【レポート】マチ×マチ フェスティバル 2018 UEDA~BLACK BOTTOM BRASS BANDパレード&ミニLIVE・BBBB LIVE!

みる・きく
会場
サントミューゼ

マチ×マチフェスティバル2018 UEDA

11月3日(祝・土)・4日(日)

上田市内各所

 

色づき始めた木々が青空に映える気持ちのいい秋の2日間、上田の街を舞台に「マチ×マチフェスティバル」が開催されました。

コンセプトは「街がアートを待っている、マチにアートが出かけていく」

サントミューゼや街なかの劇場、上田城跡公園などでライブや展示が行われ、市民や観光に訪れた人々が多彩な音楽やアート、伝統工芸との出会いを楽しみました。

 

 

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BLACK BOTTOM BRASS BAND 上田城跡公園パレード&ミニLIVE!

11月3日(祝・土)13:45~ at 上田城跡公園 紅葉まつり特設ステージ

 

色づいたイチョウが映える秋晴れの空の下、『聖者の行進』の陽気な演奏で登場したのはニューオリンズスタイルのブラスバンド「BLACK BOTTOM BRASS BAND(以下BBBB)」と市民参加のワークショップで結成された「マチ×マチフェスティバルスペシャルバンド」!

 

 

真田神社前からスタートしたパレードは櫓門をくぐり、にぎわう出店ブースを一周。

掛け声や手拍子を交えた愉快な演奏で、祭りの雰囲気を盛り上げます。訪れていたお客様も近づいたり足を止めたりして手拍子で迎え、出店者のみなさんも笑顔で見送っていました。

 

 

バンド参加者は子どもから大人まで総勢15名ほど。トランペットやサックス、フルート、タンバリンなど得意な楽器を担当しています。

演奏前は緊張の声も聞かれましたが、パレードが始まると体を揺らしながら音に乗り、演奏を楽しんでいました。

 

 

パレード後は特設ステージでBBBBのミニライブ。メンバーのYASSYさんが「みんなで声を出して楽しみましょう!」と声をかけ、『ワッショイ・ブギ』では観客も一緒に空を持ち上げるような神輿のダンス。

上空にヘリコプターを見つけたYASSYさんが「あのヘリコプターより上へぎゅーっと押し上げて!」と声をかけると、ワッショイ!のダンスも掛け声もだんだん大きくなっていきました。

 

 

「秋の行楽にぴったりの曲、『行楽DARUMA』!」と紹介した曲『DARUMA』では、行進曲のように腕を振るダンスで客席が一体に。

 

フィナーレはスペシャルバンドが登場し、『聖者の行進』を厚みのあるハーモニーで演奏。音が青空に溶けていく、気持ちのいいひと時でした。

 

 

 

 

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BLACK BOTTOM BRASS BAND LIVE!

11月4日(日)14:00開演 at サントミューゼ小ホール

 

開演のBGMが止むと、ホール後方からにぎやかな音色と「どうもー!」の声。

振り向くと、BBBBのメンバーが演奏しながら客席入り口に登場!手拍子で盛り上がるお客様の間を、演奏しながらステージまで練り歩きます。

 

ステージギリギリまでせり出したセッティングとコール&レスポンスで、客席との一体感を楽しむのはBBBBならでは。

 

 

定番曲『ストロベリーダンスアワー』にスウィングジャズの名曲『Sing,Sing,Sing』、そしてニューアルバムから大人の色香漂う『夢中ムーチョ』まで多彩な表情を見せ、今年25周年を迎えたバンドの厚みを感じさせます。

 

 

メンバー紹介はサックスのMONKYさん。YASSYさんのことは「大学時代から、おっさんかおばちゃんか分からへんよね」と笑って紹介しつつ、「明るい人だと思われますが、実はYASSYが作る曲は暗い曲が多いんですよ」と意外な言葉。

そんな一曲『ドラゴンスカイ』はクールでダンサブルなメロディーに、哀愁あるソロパートが印象的でした。

 

 

トークでは上田の思い出も。今年撮影した街のPR動画ロケでは「別所温泉に行って、珍しくメンバーみんなで湯船に入ったんですよ。トランペットのYUTA919は髪が長いから女性に見えるかも?と、後ろ姿から振り向かせてみたり(笑)。地元のおいしいものもたくさん食べたね。」と楽しんでくれた様子。

 

アンコールでは、市民と結成した「マチ×マチフェスティバルスペシャルバンド」がステージに登場。

 

 

 

観客も立ち上がって手拍子で参加する中、最後は客席をパレードし、音楽の楽しさを体感させてくれました。