【レポート】2016年NHK大河ドラマ特別展「真田丸」
- 会場
- サントミューゼ
7月2日(土)から8月21日(日)までの44日間、「2016年NHK大河ドラマ特別展 真田丸」を開催しました。
本展は、今年のNHK大河ドラマ放映に併せて、江戸東京博物館(4/29~6/19)、上田市立美術館(7/2~8/21)、大阪歴史博物館(9/17~11/6)の3会場で順次行われているものです。
とはいえ、各会場のみでしか展示されない資料も多数。今回の上田会場では全140件のうち、そのうちおよそ3分の1にあたる40件が上田会場のみの展示資料ということもあり、全国から歴史ファン、また真田ファンの皆様にお越しいただきました。
資料の展示方法や演出も、各会場それぞれ趣向を凝らしています。上田会場では、黒を基調とした会場に、旗印風のタペストリーや、六連銭の陣幕を張った軍議の場などを配して、真田家ゆかりの地、上田ならではの臨場感を演出し、皆様をお迎えしました。
展覧会に併せて関連イベントも多数開催。
オープニングセレモニーでは、キャスト3名にご来館いただき、華やかに初日の幕を開けました。
2回にわたる記念講演会では、寺島隆さんと、北川央さんという、それぞれ真田氏研究の第一人者にお越しいただき、最新の研究成果を交えたお話をお聞きすることができました。
→レポートを読む 記念講演会
また、好評を博したのが、小日向えりさんと平山優さんによるトークセッションや、ナイトミュージアム・プレミアム。募集がはじまるとすぐに定員に達してしまうものも。イベントに参加された方からは、「資料を目の前にして話が聞けて感動した。」「解説が大変わかりやすく、ドラマの裏話も交えてお聞きできて楽しかった。」となどというお声をいただきました。
→レポートを読む トークセッションin銀座 平山優とめぐる上田城と特別展 ナイトミュージアム・プレミアム
またホームページで掲載した平山先生の連載を、展覧会の予習として読み、実物を見るのを楽しみに来たという方もいらっしゃいました。
→平山優がオススメする特別展「真田丸」ここが見どころ を読む
さらに歴史を学び、体験できる講座として、花押と家紋のワークショップを開催。
オリジナルの作品を制作することはもちろん、花押や家紋の歴史やなりたちなども学べる機会としました。ワークショップに参加されたことで、展覧会も、より一層興味深く、楽しんでいただけたようです。
→レポートを読む 花押ワークショップ 家紋ワークショップ
そして、小中学生にお願いした子ども記者のレポートは、展覧会を本当に楽しんで書かれた文章や、細かいところまで丁寧に見て描いた絵などがぎっしりと詰まった、素晴らしいレポートが沢山寄せられました。
そんなイベントを織り交ぜながら開催してきた特別展真田丸も、8月21日をもって無事終了しました。
「貴重な資料の数々が間近で見られてよかった。」「展示が充実していて、見ごたえがあった」「真田家が戦国を生き抜く様子が感じられた」「上田のみの展示物が多かったので、きたかいがありました」「東京展も見ましたが、どうしても上田で見たくて来ました」といった数々のお声をいただきました。