概要

©Fukaya Yoshinobu
椿三重奏団(ピアノ・トリオ)
Tsubaki-sanjusodan, Piano Torio
- Profile -
それぞれが日本を代表するソリストとして、室内楽奏者として活動を続ける高橋多佳子(ピアノ)、礒絵里子(ヴァイオリン)、新倉瞳(チェロ)によるピアノ・トリオ。椿が日本原産の樹木であり、18世紀にヨーロッパに渡り「東洋のバラ」と呼ばれ人気を博したこと、白い椿には「完璧な美しさ」という意味があることを踏まえて、日本人としてのアイデンティティーと、西洋のクラシック音楽に携わる3人を重ね合わせ、2019年に「椿三重奏団」と命名。デビューCD「メンデルスゾーン/ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番」はレコード芸術誌特選盤に選出された。

©Shinichiro Saigo
高橋多佳子(ピアノ)
Takako Takahashi, Piano
- Profile -
桐朋学園大学卒業、国立ワルシャワ・ショパン音楽院研究科修了。第 12 回ショパン国際ピアノ・コンクール第 5 位、第 6 回ポルト市国際音楽コンクール第 2 位、第 3 回ラジヴィーウ国際ピアノ・コンクール第 1 位、第 22 回日本ショパン協会賞などを受賞。リサイタルやオーケストラ共演など活発な演奏活動を続ける。既に25 タイトルの CD をリリースし、多くが“レコード芸術誌特選盤”となる。2019 年 12 月に《ショパンピアノ協奏曲第1番他》(オクタヴィアレコード)、2020 年2月に《椿三重奏団メンデルスゾーン&ブラームス》(アールアンフィニ)と続けてリリースされ大きな話題となった。 2015 年刊行の《ショパンの本》(音楽之友社)では DVD でのピアノ演奏を担当した。宮谷理香とのピアノ・デュオ「デュオ・グレイス」、礒絵里子(Vn.)、新倉瞳(Vc.)との「椿三重奏団」としても活動。《生で聴く「のだめカンタービレ」の音楽会》中心メンバー。 ヨーロッパの著名な国際音楽祭への出演や、ポーランドの《青少年のためのショパン国際コンクール》、ロシアの《ラフマニノフ国際コンクール》に審査員として招聘されるなど国際的なキャリアも築いている。

©Yoshinori Kurosawa
礒絵里子(ヴァイオリン)
Eriko Iso, Violin
- Profile -
桐朋学園大学卒業後、文化庁芸術家在外派遣研修員としてブリュッセル王立音楽院に留学し、修士課程大賞を受賞し首席修了。マリア・カナルス国際コンクールほか国内外のコンクールで入賞。 ソリストとしてオーケストラとの共演、全国各地でのリサイタルの他、宮崎国際音楽祭への参加、鎌倉芸術館ゾリステンメンバー、「デュオ・プリマ」「EnsembleΦ(ファイ)」「 デ ュ オ ・ パ ッ シ オ ー ネ」「椿三重奏団」など室内楽でも多彩な演奏活動を展開。(一財)地域創造公共ホール活性化支援事業登録アーティスト、並びにソニー音楽財団「こどものためのクラシック」登録アーティストとしてアウトリーチ活動にも積極的に参加している。2010 年より FM ヨコハマ「礒絵里子の SEASIDE CLASSIC」のパーソナリティを務める。デビュー以来 12 枚の CD をリリース。真摯な演奏への取り組み、確かな技量に基づいたヨーロッパ仕込みの洗練された 感性には定評があり「気負いのないしなやかな活動ぶりが、クラシック音楽シーンで着実に存在感を放っている」など各媒体で高く評されている。

©Takuya Matsumoto
新倉瞳(チェロ)
Hitomi Nikura, Cello
- Profile -
桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業、皇居桃華楽堂新人演奏会に出演し御前演奏を行う。その後スイスへ渡り、バーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士課程を最高点で修了。これまでに毛利伯郎、堤剛、Thomas Demenga、Martin Zaller (バロック・チェロ) の各氏に師事。国内外での受賞歴も多数、近年では第 18 回ホテルオークラ音楽賞、第 19 回 (2020 年度)齋藤秀雄メモリアル基金賞 チェロ部門受賞。桐朋学園大学在学中には EMI Music Japan より CD デビューを果たし、これまでに EMI Music Japan から3枚のアルバム、アールンフィニ・レーベルより、最新CD『11 月の夜想曲』〜新倉瞳委嘱作品集 (世界初演初録音)を含む 5 枚のアルバムが発売されている。現在は Camerata Zürich のソロ首席チェリストとしてスイスを拠点に活躍する中、ソリスト、室内楽奏者として全国各地でリサイタル、オーケストラとの 共演を重ね、司会、番組ナレーション、音楽劇、演奏家のためのドレス M Maglie le cassetto のプロデュース等、活動の幅を広げ音楽の素晴らしさを広く深く伝えようとする姿勢は多くの共感を集めている。使用楽器は、宗次コレクションより 貸与されたMatteo Goffriller (1710 年製)。
プログラム
決まり次第お知らせします。
日時
2026年1月31日(土) 14:00~(開場13:30)
会場
サントミューゼ 小ホール
チケット インフォメーション
【発売日】 2025年11月29日(土)10:00~
【料金】全席指定
席種 | 料金 |
---|---|
一般 | 2,000円 |
U-25(25歳以下) | 1,000円 |
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
【プレイガイド】 サントミューゼ 窓口&インターネットチケット予約システム
その他
客席からの見え方につきましては、下記をご参照ください。
※舞台演出や公演内容、前列に着席されるお客様の状況により見え方は異なりますのでご了承ください。
主催 上田市(上田市交流文化芸術センター)/上田市教育委員会