サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター・上田市立美術館)

JA
発売前 大ホール

群馬交響楽団 上田定期演奏会 -2026冬-

日程
時間
15:00開演(14:15開場)
会場
サントミューゼ 大ホール
チケット発売日
2025年11月23日(日)
販売開始時間
10:00

概要

広島出身の作曲家・細川俊夫による幼いころの思い出=自然の響きを描いた作品からスタート。次に、戦争で右手を失ったピアニストが委嘱したラヴェル作品。そして世界支配の魔力を持つ指環を巡った、神々、英雄、巨人、小人などが攻防を繰り広げる壮大な叙事詩「ニーベルングの指環」から第1夜「ワルキューレ」第1幕。自然、郷愁、戦いなどを背景にした音楽をサントミューゼ初登場となるアルミンクの指揮でお楽しみください。

指揮:クリスティアン・アルミンク
Christian Arming, Conductor

©Shumpei Ohsugi

- Profile -

ウィーン生まれ。レオポルト・ハーガーや小澤征爾のもとで研鑽を積み、ヤナーチェク・フィルの首席指揮者、ルツェルン歌劇場の音楽監督などを経て、2003~13年に新日本フィル、2011~19年にベルギー王立リエージュ・フィルの音楽監督として活躍。2017年から広島交響楽団の首席客演指揮者を務め、2024年4月に同団の音楽監督に就任した。
これまでにチェコ・フィル、ベルリン・ドイツ響、フランクフルト放送響、ザルツブルク・モーツァルテウム管、ウィーン響、ベルギー国立管、トゥールーズ・キャピトル国立管、スイス・ロマンド管、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管、ボストン響、N響などに招かれ、オペラではフランクフルトやストラスブールの歌劇場、新日本フィルなどで《ドン・ジョヴァンニ》《サロメ》《ホフマン物語》《フィレンツェの悲劇》などを指揮している。2019年には小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトで小澤征爾と共に《カルメン》全4公演を指揮した。

 

ピアノ:エリック・ルー*
Eric Lu,Piano

- Profile -

2015年に17歳でショパン国際コンクールで4位入賞、2018年には20歳でリーズ国際ピアノコンクールに優勝。翌年ワーナー・クラシックスと専属契約を結んだ。2021年にはエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントを受賞。以来ムーティやV.ペトレンコ、ガードナー、エルダー、ダウスゴーらの指揮のもと、シカゴ響、ボストン響、ロンドン響、ハレ管、ロイヤル・ストックホルム・フィル、フィンランド放送響など世界の一流オーケストラと共演。またBBCプロムスへの出演、アムステルダムのコンセルトヘボウやハンブルクのエルプ・フィルハーモニー、ロンドンのウィグモアホール、ニューヨークの92ndストリートYなど、世界の主要ホールでのリサイタルを開いて国際的な活動を続けている。ワーナーから2020年にリリースした『ショパン: 24の前奏曲 ほか』は、BBC ミュージック・マガジンでレコード・オブ・ザ・イヤーの器楽部門に選ばれた。最新アルバムはシューベルトのソナタ集(2022年)。
1997年米国マサチューセッツ州生まれ。2013年にカーティス音楽院へ入学し、ロバート・マクドナルド、ジョナサン・ビスに師事。またダン・タイ・ソン、内田光子やイモージェン・クーパーの指導も受けている。

ソプラノ:渡邊仁美(ジークリンデ)**
Hitomi Watanabe, Soprano

- Profile -

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、学部在学中に安宅賞受賞。同大学大学院音楽研究科修士課程声楽(オペラ)専攻修了。ザルツブルク・モーツァルテウム大学リート・オラトリオ科を最優秀の成績で修了。第60回全日本学生音楽コンクール大学・一般の部全国大会入選。第 18回日仏声楽コンクール第2位。二期会オペラ研修所第 59期マスタークラス修了、修了時に優秀賞および奨励賞受賞。2018年二期会ニューウェーブ・オペラ『アルチーナ』(鈴木秀美指揮)タイトルロールで二期会デビュー。以後も、二期会『蝶々夫人』『トスカ』『サロメ』『ルル』タイトルロールのカヴァーを務める。23年には、二期会創立70周年記念公演 コンチェルタンテ・シリーズ『平和の日』(準・メルクル指揮)マリアにて主演。24年3月二期会『タンホイザー』(アクセル・コーバー指揮)エリザベートでも、確かな音楽性と華やかな舞台姿で好評を博した。24年10月二期会『影のない女』皇后にて出演。コンサート・ソリストとしても、ベートーヴェン「第九」、ブルックナー「ミサ曲第3番」の他、モーツァルト、バッハ、ハイドン、フォーレ等で幅広く活躍している。二期会会員

テノール:村上敏明(ジークムント)**
Toshiaki Murakami, Tenor

- Profile -

国立音楽大学声楽学科卒業。文化庁在外研修員として、2001年よりイタリア・ボローニャへ2年間留学。その後、2007年までイタリアに在住。イタリアオペラを中心に60役を超える幅広いレパートリーを有し、国際的に活躍を続けている。2002年に、オルヴィエートのマンチネッリ劇場にて「リゴレット」マントヴァ公爵でヨーロッパデビュー。藤原歌劇団では、「椿姫」アルフレード、「ラ・ボエーム」ロドルフォ、「仮面舞踏会」リッカルド等、新国立劇場では、「ジャンニ・スキッキ」リヌッチョ、「蝶々夫人」ピンカートン、「愛の妙薬」ネモリーノ、「ワルキューレ」ジークムント、「カルメン」ドン・ホセ等に主演し、常に最大級の賛辞を受けている。第9回マダムバタフライ世界コンクール優勝のほか、15の国際声楽コンクールで優勝または上位入賞。2012年から、今後も大舞台での出演が多数予定されている他、多方面でのステージで活躍している。平成16年度五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。藤原歌劇団団員。八王子コミュニティオペラ芸術監督。勝浦歌劇団総監督。人気実力ともに日本を代表するテノール歌手として、活躍の幅を広げている。
村上敏明公式ウェブサイトhttps://www.iltenoremurakami.com/

バリトン:志村文彦(フンディング)**
Fumihiko Shimura, Baritone

- Profile -

武蔵野音楽大学卒業、同大学大学院修了。第22回イタリア声楽コンコルソ・ミラノ部門金賞受賞。第27回日伊声楽コンコルソ第1位。二期会『ドン・ジョヴァンニ』騎士長でオペラデビュー。以後、『ワルキューレ』フンディング、新国立劇場『魔笛』ザラストロ、『夜叉ヶ池』(世界初演)鯰入、『イェヌーファ』村長、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』夜警、『夏の夜の夢』スナッグ、『夜鳴きうぐいす』僧侶、「ジークフリートハイライトコンサート」ファフナー、日生劇場『後宮からの逃走』オスミン、『ルル』猛獣使い、びわ湖ホール『ラインの黄金』および『神々の黄昏』アルベリヒ、兵庫県立芸術文化センター『フィガロの結婚』バルトロ、『トスカ』堂守等多数出演。2018年にはフランスのラン国立歌劇場にて黛敏郎作曲/三島由紀夫原作によるオペラ『金閣寺』道宣和尚役で出演。セリアからブッファまで、オペラの舞台には欠かせない存在となっている。コンサートにおいても、バッハ「ロ短調ミサ」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」「ハ短調ミサ」、ベートーヴェン「第九」、シェーンベルク「グレの歌」等主要オーケストラとの共演も多い。二期会会員

共演:広島交響楽団メンバー
Members of Hiroshima Symphony Orchestra, Co-acting

管弦楽:群馬交響楽団  Gunma Symphony Orchestra 

1945年戦後の荒廃の中で文化を通した復興を目指して創立 、1955年「群響」をモデルに制作された映画「ここに泉あり」が公開され、全国的に注目を集めた。1947年から始めた移動音楽教室は、2023年度までに延べ650万人を超える児童・生徒が鑑賞した。 また2019年9月開館の「高崎芸術劇場」に活動拠点を移し、飯森範親常任指揮者のもと、さらなる演奏活動の飛躍・向上を目指している。定期演奏会は 2024年7月に第600回に達し、2025年に創立80周年を迎える。

プログラム

  • 細川俊夫/室内オーケストラのための《森のなかで》
  • ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲[生誕150 年記念]*
  • ワーグナー/楽劇《ワルキューレ》第1 幕(演奏会形式)**

日時

2026年2月22日(日) 15:00開演(14:15開場)

会場

サントミューゼ 大ホール

チケットインフォメーション

発売日

2025年11月23日(日)10:00~

料金(全席指定・税込)

席種料金U-25
S席4,5002,000
A席3,5001,500

※就学前のお子様の入場はご遠慮ください
※車イス席のお求めはサントミューゼ窓口までお問い合わせ下さい。
※U‐25チケットはサントミューゼ窓口とインターネットチケット予約システムでの取り扱いです。公演日当日25歳以下であることの証明を、入場時にご提示いただきます。

プレイガイド

  • サントミューゼ(窓口、Web
  • チケットぴあ(Web

主催 上田市(上田市交流文化芸術センター)/上田市教育委員会

その他

客席からの見え方につきましては、下記をご参照ください。

※舞台演出や公演内容、前列に着席されるお客様の状況により見え方は異なりますのでご了承ください。