概要
全国4館連携フォーラム事業
音楽がヒラク未来 参加者募集
様々な立場でアートにかかわる人々が一つの場に集い、
アートと社会との関わりや地域とのつながりについて、今後の可能性を考えます。
音楽がヒラク未来
聴くことから始めよう
私たちは古来、「聴く」という素晴らしい力を持っています。
自然の音を聴き、気配を聴く。
自分の心に耳を傾け、他者の心に耳をすます。
「聴く」ということは、 心模様に思いを巡らせ、その機微を感じ取り、言葉にならないようなものを想像することなのだと思います。
人と人は、聴こうとする行為なしに、わかり合うことも、つながることも、できないのかもしれません。
社会が揺れ動き、変わっていこうとする今、漠然とした不安に耳をふさぐのではなく、 耳を開いて聴くことの大切さを、改めて見つめてみたい——。
音楽には、生きるという不変の営みにおける喜びや悲しみ、恐れ、驚き、祈り、願いが内包され、 人はそれを聴いてきました。
特にクラシック音楽は、長い歴史によって凝縮した人生の真理を孕み、 耳を傾けること、想像すること、考えることを人に課してくれるのです。
現代の社会において音楽が果たしうる大きな可能性がここにあるのではないか。 その可能性を模索し、社会へと役立てることに、全国の4つの会館が取り組みます。
- 札幌コンサートホールKitara
【音楽は「学び」の現場で子どもたちに何をもたらすことができるのか】
- 東京文化会館
【音楽の力を伝え、広める人材をどのように「育成」すべきか】
- サントミューゼ[上田市交流文化芸術センター]
【音楽は「地域社会」にどのような活力を創出できるのか】
- 北九州芸術劇場
【音楽が「越境」することでどのような広がりが生み出されるのか】
音楽がヒラク未来。
聴くことから始まる未来を、私は信じています。
芸術監督・監修:仲道郁代
日程 2017年5月31日(水)・6月1日(木)
◆5月31日(水) 13:15~19:30
講演「アートから始まる地域の未来」【オープン講座】
講師:吉本光宏(ニッセイ基礎研究所 研究理事)
講演「アーティストの公共性“舞台”は人をつなぐ」【オープン講座】
講師:仲道郁代(ピアニスト)
ワークショップ体験「音楽から広がる“感覚”」
講師:仲道郁代(ピアニスト)
ふりかえり「音楽ワークショップを体験して」
◆6月1日(木) 10:00~17:45
パネルディスカッション「アートとまちが出会う瞬間」【オープン講座】
パネラー:三澤一実(武蔵野美術大学教授)・荒井洋文(シアター&アーツうえだ代表)・小澤櫻作(上田市交流文化芸術センター プロデュ―サー)
モデレーター:津村卓(上田市交流文化芸術センター館長兼チーフプロデューサー)
ランチミーティング「おはなししましょ」
グループディスカッション「想いを届けよう」
ファシリテーター:仲道郁代、津村卓、小澤櫻作
コンサート「ピアノとまちが恋をして」
出演:仲道郁代
まとめ「アートとまちが結ばれて」
鼎談:仲道郁代、母袋創一(上田市長)、津村卓
会場 サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)・犀の角 他
対象
公共ホール職員、アーティスト、地方公共団体文化行政担当者、学生、芸術文化とまちとの関係について関心のある方
参加費 無料
開催
主催/上田市(上田市交流文化芸術センター)、上田市教育委員会
連携館/札幌コンサートホールKitara、東京文化会館、北九州芸術劇場、サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター
芸術監督・監修/仲道郁代
助成/(一財)地域創造、平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
企画/上田市交流文化芸術センター
お申込み
応募方法
応募用紙
音楽がヒラク未来 [チラシ・募集用紙] (PDF: 4MB)
に必要事項をご記入のうえ、郵送、FAXでお申し込み下さい。
※応募用紙はサントミューゼ窓口でも配布しています。
※オープン講座の聴講は申し込み不要です。
応募締切
※募集は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
なお、オープン講座の聴講は申し込み不要ですので当日会場にお越しください。
5月20日(土) 必着
※会場の都合上応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※結果は5月24日(水)までに郵送にてお知らせいたします。
お問合せ
サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)
「音楽がヒラク未来」係
〒386-0025 長野県上田市天神3-15-15
TEL:0268-27-2000
FAX:0268-27-2310
※休館日火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌日)