概要
全国の美術大学で版画を専攻する現役学生の作品を紹介する「全国大学版画展」。みずみずしい感性で次代を担う作品が全国から集結します。
本展は「日本の美術大学における版画教育の進歩発展と版による造形表現の研究」を目的として1974年に発足した大学版画研究会(現版画学会)の活動の一環として開催され、1987年以来、町田市立国際版画美術館(東京都)で開催されてきました。上田市立美術館での開催は今回が初めてとなります。
近代日本の版画芸術を確立した創作版画家・山本鼎は、20代の若き日々を「版による芸術」の確立に捧げました。そのゆかりの地で現役学生たちの最新の版画作品に出会うことができます。
※上記2点は前回受賞作のため、今年は出品されません
会 場 上田市立美術館 2階企画展示室・ホワイエ
期 間 2021年12月4日(土) ~12月19日(日)
休館日 火曜日(祝日の場合はその翌日)
時 間 9:00~17:00 (最終入場は16:30まで)
お問い合わせ
上田市立美術館 0268-27-2300
版画学会 展覧会事務局/女子美術大学版画研究室 0427-78-6635
版画学会 学会事務局/愛知県立芸術大学 0561-76-4594
主 催 全国大学版画展実行委員会(版画学会・上田市・上田市教育委員会)
観覧料
個人 | 団体(20名以上) | |
---|---|---|
一般 | 300円 | 250円 |
高校・大学生 | 200円 | 150円 |
小中学生 | 100円 | 80円 |
※障害者手帳携帯者とその介助者1名は無料
関連サイト
資料
受賞者一覧
※12月15日掲載
【観客賞】 東北芸術工科大学 北西紅春 《雨の花が降った日》
※12月20日掲載
関連イベント
公開講座 「いいかげんさ」と「緻密性」が同居する版画表現
日々進化している版画表現の“今”を知り、他分野とのコラボレーションも積極的に行っている版画家・倉地比沙支(愛知県立芸術大学教授)が版画表現の魅力についてお話しします。
日 時 12月4日(土)13:30ー15:00
会 場 上田市立美術館1階 市民アトリエ・ギャラリー
講 師 倉地比沙支(版画学会会長・愛知県立芸術大学教授)
参加料 無料
定 員 40名
※定員に若干余裕があるため当日参加可能です。
版画ワークショップ 美術家から学ぶ「はがし刷りからの展開」
版画の「はがし刷り」等を応用し、タイヤやスニーカーなどの既存の立体物を“はがしとる”作品を主に制作し活躍する美術家・阿部大介を講師に迎え、新たな版画表現のワークショップを行います。今回は身近にある物の表面をはがし取り、その皮膜をアレンジして版を制作し、プレス機で印刷します。
日 時 12月11日(土)・12日(日)13:00~17:00 【全2回】
会 場 上田市立美術館1階 市民アトリエ・ギャラリー
講 師 阿部大介(美術家・女子美術大学准教授)
参加料 1人3,000円(材料費込。高校・大学生は1,500円)
定 員 10名(高校生以上の方)
授賞式
日 時 12月19日(日)13:00~13:30
会 場 上田市立美術館1階 市民アトリエ・ギャラリー
※どなたでもご参加いただけます。
受賞者によるギャラリートーク
日 時 12月19日(日)13:30~15:00
会 場 上田市立美術館2階 展示室
参加方法 観覧券をお求めください(申込不要)
版画作品プレゼント
会期中、会場で「観客賞」に投票いただいた方の中から、抽選で5名様に下記の版画家の作品のうち1点をプレゼントいたします。当選された方には後日作品をお届けします。
いしだふみ(大阪芸術大学) / 清水博文(京都芸術大学)
高浜利也(武蔵野美術大学)/ 三井田盛一郎(東京藝術大学)
八木文子(山形大学) (敬称略・50音順)
学生作品販売
美術館1階ミュージアムショップで本展参加大学(一部)の学生の版画作品を販売します。お気に入りの作品を見つけて自宅で飾ってみませんか。
(※転売目的での購入はご遠慮ください。)
同時開催
山本鼎版画大賞展 歴代受賞作品展
大学版画展開催期間中は、全国公募展「山本鼎版画大賞展」の第1回(1999年)から第8回(2021年)までの大賞・準大賞作品全24点と、創作版画家・山本鼎の作品をあわせてご紹介します。
※本展の観覧券でご覧いただけます。