概要
近年当館で新たに収蔵された作品から、小山利枝子(こやま りえこ)と村上早(むらかみ さき)の作品を展示いたします。
花の造形に雄大な自然のイメージを重ね、まるで呼吸しているように躍動する小山利枝子の作品、心の傷を銅版画特有の工程に重ねて紡ぎ出し、独特の世界観で人々を魅了する村上早の作品をご紹介します。
会 場 サントミューゼ 上田市立美術館 2階常設展示室
期 間 2023年2月25日(土)~2023年4月2日(日)
休館日 火曜日(祝日の場合は翌日)
時 間 9:00~17:00 (最終入場は16:30まで)
お問い合わせ 上田市立美術館 0268-27-2300
観覧料
個人 | 団体(20名以上) | |
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一般 | 300円 | 250円 |
高校・大学生 | 200円 | 150円 |
小中学生 | 100円 | 80円 |
※障害者手帳携帯者とその介助者1名は無料
作家プロフィール
小山利枝子(こやま りえこ)
1955年 長野県長野市生まれ
1979年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
1995-2007年 飯綱高原美術館内(長野県飯綱町)に小山利枝子絵画館オープン
2004年 「種子の秘密」2003年発表が文化庁買い上げ優秀美術作品に選定
2006年 文化庁海外研修制度によりオランダ滞在、作品制作・研究
〈おもな作品発表歴〉
【個展】1982・1987・1990年 真木画廊、1990-1993年 コバヤシ画廊、2016年「小山利枝子展」おぶせミュージアム・中島千波館、【グループ展】1994年 「VOCA展9 4 新しい平面の作家達」上野の森美術館、1997年「山種美術館賞展」山種美術館、2002年「第21回安田火災美術財団選抜奨励賞展」安田火災東郷青児美術館、「彼女たちが創る理由」長野県信濃美術館、2004年 「文化庁買上優秀美術作品披露展」日本芸術院会館、2008年「絵画のコスモロジー」多摩美術大学美術館、「未来を担う美術家たちDOMANI・明日展」国立新美術館、2009年「花−美と生命のイメージ展」横須賀美術館、2020年「八色の森の美術展」池田記念美術館、2021年「シンビズム4」 上田市立美術館、2022年 「小山利枝子展」池田20世紀美術館
その他個展、グループ展多数
村上早(むらかみ さき)
1992年 群馬県高崎市生まれ
2014年 武蔵野美術大学造形学部油彩学科版画専攻卒業
2016年 武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻版画コース修了
〈主な作品発表歴〉
【個展】2016年~コバヤシ画廊、2019年「gone girl 村上早展」上田市立美術館、2022年「New Artist Picks:Wall Project 村上早| Stray Child」横浜美術館前囲い 【グループ展】2016年「VOCA展2016」上野の森美術館、2017年「群馬の美術2017」群馬県立近代美術館、2022年「わたしたちの絵 時代の自画像」平塚市美術館
〈主な受賞歴〉
2015年「FACE2015損保ジャパン日本興亜美術賞展」優秀賞、「第6回山本鼎版画大賞展」大賞、「トーキョーワンダーウォール公募2015」トーキョーワンダーウォール賞、2016年「アートアワードトーキョー丸の内」フランス大使館賞、2017年「群馬ビエンナーレ2017」優秀賞
展覧会レポート
(You Tube 上田市行政チャンネル)