概要
「彫刻とは凸凹の妖怪(おばけ)である」―石井鶴三
46年もの間「上田彫塑講習会」の講師として指導・研究を重ね、信州の美術と教育に強い影響を及ぼした石井鶴三。その制作は多岐に渡り、彫刻・洋画・挿絵・版画など、これまでも高く評価されてきました。今回はその柱である彫刻にスポットを絞り、当館ならではの作品を中心に一挙に出展します。
「彫刻とは凸凹の妖怪(おばけ)である」と語る鶴三。すなわち「凸凹、高低、容量がつくる美の不思議。面と線、光と影の作る美しい姿。つまりは凸凹の美、形の美、立体の美。」
彫刻家・石井鶴三の作品からは形の表面をなぞるのではなく、立体内部にひそむ精神的なもの、内的生命の表現を試みようという姿勢を感じ取ることができます。
「立体の美」追求の末に彼がたどり着いた成果、その渾身の作品の魅力に迫ります。
会 場 サントミューゼ 上田市立美術館 2階 企画展示室
期 間 2018年1月4日(木)~2月12日(月)
休館日 火曜日
時 間 9:00~17:00 (入場は16:30まで)
お問い合わせ 上田市立美術館 0268-27-2300
観覧料
個人 | 団体(20名以上) | |
---|---|---|
一般 | 300円 | 250円 |
高校・大学生 | 200円 | 150円 |
小中学生 | 100円 | 80円 |
※障がい者及びその介助者は無料。
関連イベント
ガイドツアー
【イベント終了しました】
学芸員が本展覧会をご案内します。
日 時 1月13日(土)13:30~、2月2日(金)18:30~
参加方法 展覧会観覧券をお求めください。
トークイベント
【イベント終了しました】
お 話 橋詰昌義(石井鶴三美術館元館長)、間島博徳(彫刻家 日展会員)
演 題 「石井鶴三の彫刻―近代彫刻史の流れと現代―」
日 時 1月20日(土) 13:30~(2時間程度)
会 場 美術館2Fホワイエ
定 員 先着30名(受付 13:00~ 2Fホワイエ)
参加方法 展覧会観覧券をお求めください。
ナイトミュージアム
【イベント終了しました】
日 時 2月2日(金)
内 容 美術館の開館時間を20:00まで延長します。(最終入館は19:30)