概要
会期を延長しました。(7月5日(日)まで)
本展の関連イベントは、新型コロナウイルスへの対策に伴い、中止となりました。
中村直人は、1905(明治38)年、小県郡神川村(現・上田市神川)に生まれた芸術家です。戦時期の日本で着実に彫刻家としての地位を築きながら、パリで一転、画家として名を馳せることとなりました。
「転身した芸術家」と呼ばれた人物ですが、代名詞ともなった揉み紙のグアッシュ※作品は、日本で活躍した時期からの直人の尽きない立体への興味を示し続けています。
今回のコレクション展は、農民美術の講師であった初期の木彫から、通信員として従軍期に制作された彫刻、パリ時代の平面作品まで、同じ作家によるものとは思えないほど変転する中村直人の作品群をご紹介いたします。
※グアッシュ … 不透明水彩。また、この絵の具を使った画法を指す。
会 場 サントミューゼ 上田市立美術館 2階展示室
期 間 2020年3月14日(土)~6月7日(日) 7月5日(日) ※会期延長となりました。
休館日 火曜日(祝日の場合は翌日)
※5月5日(火)・6日(水)は開館、5月7日(木)は休館
※6月8日(月)~10日(水)、6月24日(水)は休室
時 間 9:00~17:00 (最終入場は16:30まで)
お問い合わせ 上田市立美術館 0268-27-2300
主 催 上田市(上田市立美術館)/上田市教育委員会
展覧会解説動画を公開中!
(YouTube 上田市行政チャンネル)
展覧会レポートはコチラ
観覧料
個人 | 団体(20名以上) | |
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一般 | 300円 | 250円 |
高校・大学生 | 200円 | 150円 |
小中学生 | 100円 | 80円 |
※障害者手帳携帯者とその介助者1名は無料
※同時開催のコレクション展Ⅰ「農民美術と児童自由画」も観覧可
関連イベント
※新型コロナウィルスへの対策に伴い、ギャラリートークは中止となりました。
学芸員が作品解説や直人の人柄などをお話します。
日 時 4月11日(土)、5月24日(日) 各日13:30~
会 場 上田市立美術館2階展示室
参加方法 観覧券をお求めの上、ご参加ください(申込不要)
※新型コロナウィルスへの対策に伴い、5月17日(日)は中止となりました。
展示室の作品を鑑賞した後、シワシワのキャンパス地に筆やステンシルでどんどん色を重ねて絵を描きます。直人の描いたモチーフなどを使って、自分だけの表現をしよう!
日 時 4月12日(日) 5月17日(日) 10:00~12:30
対 象 小学校3年生以上(3年生は要保護者付き添い・大人だけでも参加可)
参加費 500円
会 場 上田市立美術館 子どもアトリエ
当日の持ち物 筆記用具、汚れてもよい服装(エプロンなど)
参加方法 3月21日(土)から、電話で美術館までお申込みください(先着20人)
同時開催
コレクション展Ⅰ「農民美術と児童自由画」
2019年に開始から100年を迎えた農民美術運動と児童自由画教育運動。 山本鼎が後半生をかけて取り組んだ二つの運動をご紹介します。